「ビジネスプランをつくってみよう」 ~モノが溢れる社会を勝ち抜くためには~

【はじめに】

「ビジネスプランをつくってみよう」は、武蔵大学 経済学部 経営学科 高橋徳行

教授の提供による講座で、5週間の授業、各週の選択式テストおよび最終レポートで構成

されている。

現在、約25講座を受講してきているが、下記の点からおススメできる講座と言える。

・文章だけではなく、写真や絵などが適宜使用されているテキスト

・授業の時間的な長さが丁度いい(個人的な感覚ですが)

・実際にあった話を基に、ビジネスとして何が良かったのかを解いていく

・専門知識を必要とせず、専門用語も極力省いて説明している

・各授業の最後に「試してみよう」という項目を設けており、能動的に考える機会を

作っている ※この「試してみよう」は、複数人で受講しているとかなり効果的

以下、受講に至った背景と授業の中で面白かった点などをピックアップして記載する。

 

【受講背景】

現在、化学系の工場で仕事をしているが、現在扱っている製品の市場や自社を取り巻く

環境の変化、先輩社員から聞く昔話などから「現在までトップを走りつづけているものの、

競合に押されているのは確かで、特に国内の競合には実質負けている」と感じていた。

勝つために必要な事は、「価格競争には挑まず、どうやって付加価値をつけるか、顧客が

興味を持つ新しい製品をどうやって作るかだろう」と考えてはいるものの、具体的に何か

ら手をつけていいのか、どうやっていけばいいのかわからないという状況だった。

以上の状況を変えるきっかけになる事が見つかるかも知れないと考え、「ビジネスプラン

をつくってみよう」の受講に至った。

 

【授業】

Week1 「Think Different」

実際にあった事例から、何故上手くいったのかを考え、多視点から物事を考える力

を養う。

世の中で「一般的にはこうでしょ?」と考えられている事の逆から考えると、面白い

アイデアが生まれることが多いと感じた。最近の例で言うと、伊藤園が販売を開始した

1本1,000円のお茶。「こんな高いお茶、買わないでしょ」というのが大多数だと考え

られるが、贈答用として考えれば値段も安く、お茶だったら嫌いな人はいないよねと

いう無難さもあり、贈答用として売れる可能性は高いと考えられる。(過去に、青森県の

りんごジュースで同様のシチュエーションがあり、その時は成功している。)

 

Week2 「売れる商品・売れるサービスとは何か」

反対されたビジネスプランが成功している例からスタートして、商品、サービスを開

発する時に必要な要素について専門用語を交えながら説明し、何から取り掛かったら良

いのか明確にしている。

考えさせられたのは「挨拶自体にはコストがかからないから、全ての店でさわやかな

笑顔の挨拶があってもいいはずなのに店によって差があるのは何故か?」という問い。

自分としては、人の育った環境、挨拶をしても給料上がらない、面倒くさい、恥ずかし

がり屋など色々と理由があるのでは?と考えた。職場でも挨拶に個人差があるので、挨

拶についての意見調査を行うと面白いかもしれない。

 

Week3 「買ってくれる人を探せ」

良い商品やサービスであるにも関わらず、売れない理由として「商品やサービスの出

会いの場所や機会に問題があることが多い」。この問題への対策を考えることに着眼している。

熱意という曖昧なものは会社では評価されにくいけれど、孫正義氏が熱意から販路を

開拓し、成功を収めている例もあるので改めて熱意の大切さを認識することができた。

また、会社に入るとノルマ、売上、利益など達成する目標があるため、それらの目標

を達成することが目的になりがちだが、顧客をイメージして日々を過ごし、その顧客に

とってどこに商品があれば買い易いかを意識して取り組むことが結果的に数値上の目標

を達成することにも繋がるということを再認識できた。

 

Week4 「立ちはだかる課題を克服せよ」

先人の実例を基に課題へ立ち向かう姿勢や克服する手段の発想方法を紹介して、今後、

ビジネスを始める人が課題にぶつかった時に役立てることを狙っている。

ビジネスを始める人、企業家を対象にした内容ではあるものの、課題への対応は自分

の仕事に置き換えても十分通用する内容である。中でも本当の落とし穴(課題)として、

成功から生まれる「慢心、おごり、油断」を上げていた。某プロフェッショナルを紹介

する番組でも「恐れを知れ、不安の中に成功がある」といった言葉があり、これらは

成功から生まれる落とし穴への対策だと考えると授業内容と合致している。

 

Week5 「お金の出入りを管理する」

上手くスタート出来たビジネスを長く続けていくために、お金の収支計画について

説明している。

健全な赤字、黒字でも倒産という状況を具体的な数字を使って説明しており、理解

しやすかった。新聞やテレビなどでは、黒字、赤字という言葉がよく取り上げられる

けれど、一呼吸おいて冷静に分析することが重要。

(Written by Hiruma Takaharu

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