gacco®(ガッコ)とFind!アクティブラーニングで加速する、教師教育。

ドコモgaccoとFindアクティブラーニングが、協業。

❒❒ 概要 ❒❒

昨日は、Z会とCourseraが事業提携を発表しましたが、今日はまた新しいコラボレーションが発表されました。

(最近、こういうのが流行ってるのでしょうか・・・皆さん新年から飛ばしていますね!!)

さて、数日前にこんなニュースが話題になりました。

「小中教諭の7割、週60時間超勤務 医師や製造業上回る」

「週に60時間以上働く小中学校の先生の割合が70~80%に上ることが、全国の公立小中学校の教諭約4500人を対象にした連合のシンクタンク「連合総研」の調査でわかった。」・・・

(Yahoo!ニュースより転載)

一言でまとめると、「先生は忙しい」に尽きます。

そんな中で、昨今の学校業界は、「アクティブラーニング」や「プログラミング教育の必修化」などが毎日ニュースになるくらいに重要なテーマとなっています。忙しい現状の中で、これからの「新しい教育」への対応が求められるそんな状況です。学校の職場は、もはやベンチャーと捉えた方がいいように思います。

今回のニュースは、そんな忙しい学校の先生にとって朗報です。

無料で学べる大学講座を提供する株式会社ドコモgaccoとウェブでの授業見学サービスを提供する株式会社Findアクティブラーニングが、「教職員の専門的知識向上とネットワーク拡充を目指」して、「協業」を発表しました。

公式プレスリリースをご覧ください。

第一弾として、「Find!アクティブ・ラーニング」 上に特設ページを開設し、コンテンツの双方提供が開始されました。要点は、

①「Find!アクティブラーニング」会員向け

 

児童・生徒の関心喚起を図る話題づくりや、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて、大学教授や専門家による本格的なgacco講座を提供。

②「gacco®(ガッコ)」会員向け

教育関連に興味のある学生・保護者・教育関係者の方々に向けて、「Find!アクティブ・ラーニング」で配信されているアクティブ・ラーニングを実践している授業の様子や最新の教育ノウハウを紹介。

③ドコモgaccoによる教育関係のコンテンツ開発

「Find!アクティブ・ラーニング」を利用している教職員の方々の声を取り入れ、教育に関する講座の企画・提供。

両者は、今回の協業により、教育業界に新たなコミュニティを作り出し、教育現場に役立つ情報の発信を積極的に行っていくとのことです。

❒❒ これまでの両社の取り組み ❒❒

ドコモgaccoは、日本初のMOOCプラットフォーム提供者として、これまでに26万人もの会員に対し、大学教授をはじめとする専門家による講座を150以上提供。

オンライン講座だけでなく、対面授業と連動させた「反転授業」の提供やオンライン上でのワークショップを行う「gaccatz®(ガッカツ)」の開発・運用にも取り組み、まさに新しい教育のスタイルを開拓。gaccatzについては、「オンラインワークショップgaccatzに参加した感想とちょっとした考察」をご覧ください。

筆者も第一弾の講義「日本中世の自由と平等」を始め、数多くの講座を受講し、知を深めるだけでなく、学習者によるコミュニティー運営(gaccoコミュニティー)も行ってきましたので、個人的には、とても思い入れのあるサービスです。

一方、Findアクティブラーニングは、教職員向け教育動画配信サイト「Find!アクティブ・ラーニング」を立ち上げ、今回の学習指導要領改訂の目玉の一つと言われている「アクティブ・ラーニング」関連情報を配信。これまでに1,100を超える動画を配信しており、13万人以上の教職員が利用しています。

民間企業の参入が難しいとされる学校の現場に入り込み、事業化させている他にない取り組みを行っています。筆者が昨年TAとしてお手伝いさせて頂いた高校の授業風景もアップされており、個人的にとても馴染みのあるサービスです。

❒❒ 期待されること ❒❒

今回のコラボレーションにより、3つのことが期待されます。

①実践知と理論知の融合

Findアクティブラーニングが強みとする現場の実践知とドコモgaccoが得意とする学問知・理論知を同時に学ぶことで、どちらにも偏らないバランスの良い知識を得られるのではないでしょうか。

②反転学習によるリアルの教育コミュニティー醸成

筆者が運営するgaccoコミュニティーでも、オンライン学習者のための越境コミュニティーの醸成を目指していますが、テーマが一つが明確に決まったある種の「分科会」の方がより深い繋がりや議論が生まれています。「インタラクティブ・ティーチング」に代表される、授業後も続く学びのコミュニティーがこれから増えていくのではないでしょうか。

③教育コラボという文化の創出

これは、教育業界特有の「私が!!」感と「あなたに教育の何がわかる」感を壊す可能性があると思います。

前者は、「教育業界内」のコラボについて。筆者も教育業界のことはさしてわかってる身ではありませんが、肌感覚として、「縄張り意識」が強いように思います。ちょっとして教育観の違いで、コラボすればより加速するであろう取り組みもなかなか実現しない。昨年話題になった、Facebook、Amazon、Google、IBM、MicrosoftによるAI共同研究などは想像しがたいのは皆さんも納得ではないでしょうか。(これは、教育業界に限らないかもですが、、、)

後者は、「教育業界の外」とのコラボについて。gaccoのユーザーは、教育に関心がある人だけでなく、経済や歴史、化学などその興味範囲は多岐にわたります。そんな様々なバックグラウンドのユーザーがいる中で、今回のコラボレーションは、「関心の越境」を生む可能性があります。普段、経済学を勉強している金融業界の人が教育に関心を持ったり、反対に、学校の先生が反転学習を介して金融マンと出逢う。このようなコラボレーションが、異業種のコラボレーションが生まれにくい教育界で起こすことができるのではないでしょうか。

私が運営する、教育×○○のコラボレーションで「教育こそが最先端」の実現を目指すEduHackの取り組みもまずます重要になっていく。そう思います。(若干宣伝っぽいか・・・)

❒❒ 最後に ❒❒

個人的に思い入れのある2社のコラボレーションは筆者にとっても大変うれしく思います。今回のような取り組みがもっともっと増えていくことを切に願います。21世紀型の教育の形が模索されている中で、その解は一つではないのは皆さん承知済み。であるなら、その理想的な解の実現を目指すプレイヤーも孤軍奮闘するのではなく、連携していくことが求められるのではないでしょうか。その先に、新しい教育の姿が待っているのだと信じています。私もその一役を担っていければと思っています。

ではでは。

gaccoコミュニティー」にも参加してくださいね!!(笑)

教育関係者はもちろん、オンラインで学ぶ方ならどなたでも歓迎いたします。

執筆:野口貴裕

 

 

 

 

 

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